「令和4年度 第1回 木材チップ・山棒委員会」が開催されました

2022年7月12日

ポールスター札幌で道木連主催の「令和4年度 第1回木材チップ・山棒委員会」が開催されました。

出席した委員からは、昨年から続く「ウッドショック」に加え、ロシアのウクライナ侵攻による木材製品の高騰や今年に入ってからの急激な円安・原油価格の上昇に伴う運送コストアップなど、取り巻く環境の厳しさ、また、チップ用原木・製材用原木の高騰により製材工場から生産される背板チップのコストも異常なほど上昇しています。

チップ利用面では、木質バイオマス施設の増加や設備更新にともない消費量が増えているが供給量は微増にとどまり、不足感が続いているなど地域の現状や問題点などが話し合われました。

三津橋委員長(旭川地方木材協会会長)は、「原木高騰・人件費・電気・燃料等のアップなど厳しい状況が続いて会社存続の危機を感じる。適正に価格転嫁を進めなければならない。」と締めくくりました。